ブータンから二人の研修生が来日 2017.07.31~08.06
普及実証事業の一環として、
見学の様子
ブータンから二人の研修生が来日し、連協全国大会で講演、山梨県身延町や福島県会津坂下町の施設を視察しました。
 町長室で記念写真を撮った後、坂下東浄化センター、坂下西浄化センター、坂下中央浄化センター、陣ケ峰城浄化センター、合川浄化センター、長井浄化センターの順番で視察を行いました。
 坂下中央浄化センターの視察の後に急遽合川浄化センター(JARUS型)を視察したいと要望を上げまして、高畑班長様にご無理を言いましたが、快く快諾していただきました。
 長井浄化センターが今回ブータンで建設されるモデル施設と同程度の規模で研修生の方々も実感がわきやすかったようです。
 また、合川浄化センターはJARUS型の施設で臭気が強い為、土壌浄化法の良さがより伝わったようでした。
 宿舎に向かう途中で湯川村の道の駅の土壌浄化法の施設を視察させていただきました。
 夕食は公務で東京におられた斎藤町長が戻ってくれまして、ブータンの方々を歓迎していただきました。
 8月5日は金山町の川口浄化センターの視察を行いました。
 長谷川町長はじめ栗木係長他、お休みにもかかわらず浄化センターを案内していただき、昼食を町長にご馳走していただきました。おいしいお蕎麦をいただいて、ブータンにも蕎麦があるなどと話が盛り上がりました。
 翌日には帰国になるため、郡山で研修生と別れて、彼らは新幹線で東京へ向かいました。8月6日の早朝にホテルに迎えに行き、成田国際空港まで送りに行きます。出発便が10:50分と割と早めの為朝早くに移動を開始しました。
 余裕をもってチェックインができて空港でお別れをします。彼らはタイで1泊してブータン到着は8月7日の予定になっています。
 かなりのハードスケジュールで研修生の方々には大変申し訳なかったのですが、土壌浄化法の施設を実際にその目で見ていただき、技術のシンプルさが伝わったのではないかと思います。
 デツェンさんは今の公共事業省の大臣が女性なので、ぜひ次の研修の時には大臣も連れてきて施設を見ていただきたいと仰っていただきました。
(スキルマネージャー 木村 恭彦)